Interview 01
入社したきっかけを教えてください
前職で宮大工をしており、寺社建築に携わっていました。技術力は上がっていく中で、大工として培ってきた経験を活かしてもっと人に喜んでもらうには何が出来るだろう、と考え、一般の住宅の施工に関わりたいと思ったんです。
せっかく就職するなら、きちんとしたこだわりのある会社で働きたい気持ちを強くもっていて出会ったのが助川工務店です。
明治から続く中で伝統を大切にしながらも時代にあわせて変化をしているところを見て、ここでなら今までの経験を活かしていけると思いました。
「もみの木の家」「家相のある家」など、カラーがはっきりしていることにも魅力を感じました。
また、地域密着の工務店ではありますが千葉であれば現場も広々としていて仕事に集中しやすい環境が整っていると思ったのも理由の一つです。
Interview 02
業務内容について教えてください
戸建て住宅を中心とした職人をやっています。最近は、病院のような施設のリフォームなども担当するようになりました。
助川工務店で大切にしているのは、木造の良さを引き出すような家づくりです。一つひとつの作業を職人の手でおこない、お客様の細かな要望にも答えていくことに情熱を注いでいます。
実際に、私たちの住宅へのこだわりに期待し、依頼をしてくださる方が多くいらっしゃいます。お客様の描いた夢をかたちにしていくためにも、技術の向上に向けて努力を続ける毎日です。
Interview 03
どのような家づくりを経験したのでしょうか
マイホームのなかに、趣味の茶室を作る家を担当したことがあります。基本的には角材を使わず、穏やかな和風に見せていくような施工方法で、助川工務店ならではの家づくりを経験できました。
今の住宅は、柱など出っ張るものは全部隠してしまうのが一般的になりつつあります。ただ、茶室はあえて見せる部材が多くなるところが特徴的だと感じました。
そして、どれだけ綺麗にそれぞれの部材を見せていくかは、私たち職人の手にかかっています。建材を収めていく順番なども試行錯誤したうえで、お客様の納得がいくお部屋を作れたのは素直に嬉しかったですね。
Interview 04
仕事のやりがいを教えてください
正直に言ってしまうと、好きな仕事ができているこの毎日すべてをやりがいに感じています。ただ、もっと助川工務店としてのやりがいにフォーカスするならば、一職人として、自分の考えを反映しながら仕事ができることが挙げられますね。
もちろん、基本的には図面通りに作業をこなしていくことがほとんどです。でも、途中でこのままだと建材の収まりが悪い箇所などを発見したら、改善に向けた提案を自らできるところには面白みを感じます。
もしかしたら当たり前に聞こえるかもしれませんが、建築途中に図面を変更していく作業は、当社のようなフットワークの軽いところでないとできないケースがあるんです。もしただ図面だけ送られてきて、機械的に対応し続けるような会社だったら、いまみたいに毎日がやりがいだと思えなかったかもしれません。
Interview 05
助川工務店の魅力は何ですか?
私がこれからも助川工務店で働きたいと思う一番の理由は、人です。
まず、古くから継承されてきた技術をもっている先輩がいて、そのスキルを自分にも積極的に教えてくれる雰囲気に魅力を感じます。わからない点も臆さずにどんどん聞けるので、入社当時と比べ、自分の技術が向上している実感も得ることができています。
そしてなによりも、この会社全体から溢れているのは、周囲と助け合いながら仕事を進めていこうとする雰囲気です。私自身、大工以外の方々からも何度サポートをしてもらったかわかりません。
仕事内容だけでなく、人の部分に魅力を感じられる助川工務店で、これからも自身の技術を磨いていきたいと思っています。
Interview 06
最後に求職者や転職活動中の方にメッセージをお願いします
もしかしたら、大工という言葉を聞くだけで、先輩から強く当たられるようなイメージをもつ方もいるのではないでしょうか。
助川工務店は、専任大工部門「匠舎助川」を立ち上げていたり大工の育成にも力を入れています。
お互いの成長をサポートしていく会社なので不安に思う必要はありません。
私自身、入社当時から教えられている「お客様の立場になって考える」ことを軸にしながら、まだまだ挑戦の幅を増やしていくつもりです。ぜひ一緒に、心配りのできる社員が揃った働きやすい環境のなかで、木造建築の魅力を地域に伝えていきましょう。
自ら考えて実行できる環境に
職人としての成長が加速する